食いしん坊で元気なスヌーピーは、病気やケガとは縁がなさそうなイメージですよね。
実は、連載期間中スヌーピーは4回入院していました。スヌーピーの入院した時期と理由が気になりますよね。
今回は、スヌーピーが4回入院したのはいつで、どんな理由かをご紹介します。
入院中にお見舞いにきたキャラクターも紹介するので、最後まで楽しめますよ。
理由が違う!スヌーピー4回の入院
スヌーピーは4回入院していました。入院の情報を簡単にまとめたのがこちらです。
入院回数 | 症状 | 入院日 | 退院日 |
---|---|---|---|
1回目 | 感染症 | 1963年6月28日 | 1963年7月8日 |
2回目 | 腱炎 | 1970年9月16日 | 1970年9月17日 |
3回目 | 膝のケガ | 1987年11月16日 | 1987年12月1日 |
4回目 | 肺炎 | 1994年2月14日 | 1994年2月24日 |
病気やケガで入院していますが、それぞれ症状(理由)が違っていますね。スヌーピーは平均すると10年に1回入院していたことになります。
元気なイメージのスヌーピーが4回も入院していたなんて意外。
スヌーピーの兄弟がお見舞いにくるエピソードは、4回目に入院した時だよ。
仲間が心配したスヌーピー初めての入院
スヌーピーが初めて入院したのは、1963年6月28日。細菌による感染症の疑いで入院していました。
スヌーピーの入院期間中に病名は出てきませんが、入院中の1963年7月1日にチャーリー・ブラウンがルーシーに治療内容を語ったことで推測できます。
スヌーピーの治療に、抗生物質と感染症の予防薬を使用していました。
チャーリー・ブラウンの話では、2つの薬を混ぜた液体を24時間に1回筋肉注射していたようです。
スヌーピーは入院前、チャーリー・ブラウンとルーシーに病状と治療内容を当てられていました。
スヌーピーは入院前に病名と治療を告げられていた
入院前から調子の悪かったスヌーピーは、ルーシーに注射と言われ逃げ出していました。
スヌーピーは、入院3日前の1963年6月25日から熱がありました。
チャーリー・ブラウンに鼻を触ってもらうため、犬小屋の上でスヌーピーがうつ伏せになっています。
鼻で熱を測るなんて初めて知ったわ。
耳や肉球、わきの下や足の付け根でも犬の熱ってわかるんだよ。
熱が出るのは、体が感染した菌と戦ってるからとチャーリー・ブラウンに言われ、スヌーピーは自分の体を応援しています。スヌーピーは、体の中で取っ組み合いの戦いをする菌をイメージしたようです。
入院したスヌーピーは、細菌性の感染症が疑われます。入院前のチャーリー・ブラウンの診断が合っていたんですね。
スヌーピーを誰よりも理解してるチャーリー・ブラウンだから、病状もわかっちゃったのかしら。
入院直前の6月27日には、ルーシーがチャーリー・ブラウンとスヌーピーの犬小屋までやってきます。
スヌーピーの調子が良くないと聞いて、「抗生物質を注射すれば治る」と答えるルーシー。優しいチャーリー・ブラウンが飲み薬を提案するも、ルーシーは注射を譲りません。
注射という言葉に聞き耳を立てていたスヌーピー。体調が良くないにも関わらず、注射がイヤで逃げ出してしまいます。
チャーリー・ブラウンの話によれば、入院中のスヌーピーは毎日筋肉注射をされていた様子。ルーシーの治療方針が合っていたことになりますね。
入院前はルーシーに注射と言われて逃げ出したけど、病院では元気がなくて注射されてたんだろうなぁ。
危機管理能力の高いスヌーピー!保険で入院中も快適?
万が一のために、スヌーピーは保険に加入していました。
スヌーピーが保険に加入しているとわかるのは1963年7月2日。ライナスとチャーリー・ブラウンの会話でした。
スヌーピーの心配をするライナスに、回復していると答えるチャーリー・ブラウン。
ライナスは、スヌーピーが個室に入院しているのか質問します。健康保険に加入してるから、個室に入院してると答えていました。
スヌーピーが加入する健康保険の1日支給額は40ドル。個室に入院できる金額だったようです。
万が一の時でも快適を求めるスヌーピーは、危機管理能力の高い犬だったんですね。
スヌーピーが以前保険会社のCMに出ていたのは、危機管理能力の高さだったのかも。
USJにあるスヌーピーのアトラクションは日本生命の協賛だよ。保険会社繋がりだね。
快適な病院生活を送る中、チャーリー・ブラウンはスヌーピーが気になっていたようです。
スヌーピーが心配で仕方がないチャーリー・ブラウン
チャーリー・ブラウンは、スヌーピーがいないことで泣き出してしまいます。
スヌーピーの入院期間中、チャーリー・ブラウンはお見舞いの手紙を2回書いています。
1回目はスヌーピー入院翌日の1963年6月29日。病院の様子を伺う内容と、早く良くなるようにというお見舞いの手紙。追伸にフレンチ・プードルの看護師がスヌーピーを狙ってると書くほど余裕がありました。
手紙を書くチャーリー・ブラウンの表情も明るくて、元気があります。
2回目は、病院での対応を気にしてるようですが、スヌーピーに会えなくて寂しい、早く会いたいといった内容。まるで、恋人にあてた手紙のようになっています。
手紙を書くチャーリー・ブラウンに笑顔はなく、寂しい様子がうかがえます。
いつも一緒にいるスヌーピーがいなくて寂しくなっちゃったんだね。
ついには、犬小屋へ晩ごはんを運んでしまうチャーリー・ブラウン。スヌーピーが入院中と知っていても、晩ごはんを作ってしまったようです。
改めてスヌーピーがいないことを確認したチャーリー・ブラウンは、「早く帰ってきて」と泣き出してしまいます。
スヌーピーがいないことで、チャーリー・ブラウンも病気になっちゃいそうですよね。
入院したスヌーピーを心配する仲間たち
スヌーピーが入院すると、チャーリー・ブラウンのもとにピーナッツの仲間たちが心配そうにやってきます。
- ライナス(1963年6月28日、7月2日)
- フリーダ(1963年7月1日)
- ルーシー(1963年7月3日)
ライナスは入院当日と入院中の2回。2回目は、スヌーピーの病室についての会話です。
ライナスは、スヌーピーだけでなくチャーリー・ブラウンのことも心配しているようです。
ライナスは、チャーリー・ブラウンの親友だけあるね。
ルーシーは、スヌーピーの治療内容についての話で登場します。
フリーダがスヌーピーの入院を知ったのは、入院から4日たってから。面会できるか聞くフリーダに、すでに面会者がいるとチャーリー・ブラウンが答えています。
丁度そのころ、スヌーピーのお見舞いにウサギがきていました。
お見舞いにきていたのは、ウサギ追いでスヌーピーが見逃したウサギたち。お見舞いにきてくれたウサギに、スヌーピーも笑顔になっています。
スヌーピーの表情が「ありがとう」って言ってるみたい。
普段はそっけない態度をとるチャーリー・ブラウンの妹サリーも、スヌーピーの入院は心配なようです。
スヌーピーを励ますカードを購入するために悩むサリーがこちらです。
スヌーピーに渡すカードを決められず、お店の人におすすめを聞いています。入院したスヌーピーを少しでも励ましてあげようという、サリーの優しさがわかりますね。
相手のことを考えると、なかなか買えなくなっちゃいますよね。
スヌーピーの退院!再開を喜ぶチャーリー・ブラウン
1963年7月8日、初めて入院していたスヌーピーが退院します。
スヌーピーの帰りを待つチャーリー・ブラウン。家でジッとできず外で待っています。遠くに見えるスヌーピーに気づいたチャーリー・ブラウンは走り出します。
叫びながら駆け寄るチャーリー・ブラウンは、めちゃめちゃ嬉しそう。
スヌーピーを抱きしめるチャーリー・ブラウン。やっと会えた喜びを確かめるようです。スヌーピーもチャーリー・ブラウンにされるがままになっています。
感動の再会に、ちょっとした暗雲が。スヌーピーはチャーリー・ブラウンに会えたことより、家に帰れるのが嬉しい様子。
通じ合っているようで、少しかみ合わない1人と1匹ですね。
2回目は1泊入院!スヌーピーの怪しい治療法
スヌーピーの入院2回目は1泊。腱炎で入院します。
入院のきっかけとなるスヌーピーの治療法が銅の腕輪。スヌーピーの腕輪姿を初めて確認できるのが、入院前の1970年9月10日です。
腕の痛みを関節炎と判断したスヌーピー。どこから仕入れたのか、痛みのある右腕に銅の腕輪をはめています。
銅の腕輪をしても関節炎は治らないとルーシーに言われても、信じないスヌーピー。病院に行かずに治したいようです。
銅の腕輪をすれば関節炎が治るなんて怪しすぎる。
チャーリー・ブラウンにも銅の腕輪の話が伝わり、1970年9月14日にスヌーピーは病院へ行くことに。
スヌーピーが病院へ行きたがらないので、チャーリー・ブラウンにリードを付けられてしまいます。チャーリー・ブラウンの後ろを歩きながらも、銅の腕輪で治ったと必死なスヌーピー。よっぽど病院に行きたくないようです。
病院に行きたくない気持ちは、とてもわかるよ。
快適じゃなかったスヌーピーの1泊入院
病院についても納得しないスヌーピー。納得しないまま、レントゲンを撮るため1泊入院となります。
2回目の病室は格子状の犬舎で、1回目の個室とは大違い。スヌーピーは、撃墜王が収容所にいるイメージだったようです。
快適じゃない病室って知ってるから、病院へ行きたくなかったのかも。
9月18日にスヌーピーを迎えにきたチャーリー・ブラウン。チャーリー・ブラウンが獣医に治療法を聞いてる間も、スヌーピーは撃墜王気分でした。
病院へ行ったのは9月14日だけど、診察が終わったのは16日。1泊入院は17日に判明しました。
痛みの原因はスヌーピーの予想と違っていた
関節炎と思っていたスヌーピーですが、病院での診断は違っていました。
1泊入院から戻ってきたスヌーピー。犬小屋の上で横になっても銅の腕輪をはめています。
チャーリー・ブラウンがスヌーピーのもとにきて、病名について話し始めます。スヌーピーの病名は関節炎ではなく、軽い腱炎だったようです。チャーリー・ブラウンは、腱炎には注射の治療が効くとスヌーピーに伝えます。
チャーリー・ブラウンの話より、スヌーピーは銅の腕輪の効果を信じたいようでした。
病院に行きたくない気持ちもわかるけど、早目に治療するのが一番よね。
ケガで入院した3回目!スヌーピーが手術することに?!
スヌーピーの3回目の入院は膝のケガ。アイスホッケーの試合中に有名選手から反則を受けていました。
スヌーピーに反則をしたのは、ウェイン・グレツキー。実在のアイスホッケー選手で、アイスホッケーの神様と呼ばれる人物です。
反則内容は、スティックや手足で相手を転倒させるトリッピング。スヌーピーは転倒した時に膝をケガしたようです。
スヌーピーは、有名なアイスホッケー選手にも反則させちゃうほどの腕前なんだね。
スヌーピーは、ケガをした膝の治療のため手術をすることに。手術と聞いて涙ぐむスヌーピーでしたが、テレビモニターで撮影された映像で医者が手術すると聞き、笑顔になって喜びます。
手術のためでも、ビデオ撮影なら喜んじゃうスヌーピーってお茶目ですね。
直前で手術を回避!元気に退院するスヌーピー
手術が決まり、不安でいっぱいのスヌーピーに思いもよらぬ出来事が訪れます。
1987年11月24日に手術に連れて行かれるスヌーピー。スヌーピーが心配しないよう、チャーリー・ブラウンが2~3週間で元気になると励まします。
初めての手術は不安でいっぱいだよね。
チャーリー・ブラウンは、心配して駆け付けてくれたマーシーと一緒に待合室で待機します。待合室で疑問を持ったチャーリー・ブラウン。マーシーに促され、看護師に「犬にも膝があるの?」と質問します。
チャーリー・ブラウンが看護師と話していると、手術は取りやめに。ケガしたスヌーピーを、鼻の大きな子供と勘違いしていたようです。
1987年12月1日に、手術着で「犬に膝がない」と歩いて喜ぶスヌーピー。そのまま退院となったようです。
犬にも膝関節はあります。人間と思って診察してたから、犬と症状が当てはまらないのでしょうね。
子供と間違えてたってことは、スヌーピーは通常(人間用)の病院に入院してたんだ。
突然入院する4回目!スヌーピーの兄弟がお見舞いに
スヌーピー4回目の入院は、1994年2月14日。入院の原因は肺炎です。
朝の早い時間に入院したスヌーピー。チャーリー・ブラウンは、父親に連れられてスヌーピーが病院へ行ったと、妹のサリーに教えてもらいます。
サリーがチャーリー・ブラウンより早起きなんて、なんだか意外。
慌てて病院へ駆けつけたチャーリー・ブラウンが目にしたのは、先にお見舞いに来ていたスヌーピーの兄弟たちでした。
スヌーピーの兄弟がお見舞いに来た日は、アンディの初登場した日でもあるよ。
アンディはスヌーピーとよく似た見た目で、ふわふわした毛の犬です。
本能でわかる?!入院当日に駆けつけるスヌーピーの兄弟
スヌーピーの肺炎は、兄弟たちの本能で察知できるほど悪かったようです。
急いで病院へ駆け付けたチャーリー・ブラウンより、先に来ていた兄弟のアンディ、スパイク、オラフ。
チャーリー・ブラウンは、驚きながらもなぜスヌーピーが病気とわかったか兄弟に質問します。
ベッドで眠るスヌーピーの横で、兄弟は本能が教えてくれたと答えていました。
本能が働くほど兄弟って強い絆で結ばれてるんだね。
兄弟がお見舞いに来ているのに、目を覚まさないスヌーピー。兄弟は、ベッドの脇で見守ります。
2月17日に、スヌーピーの病名が肺炎とわかります。待合室でスパイクがアンディとオラフに教えていました。
スパイクが看護師の会話を聞いて判明しました。
体形や毛並みは兄弟の個性?待合室での会話
待合室での3匹の会話は、お互いの毛並みと体格に発展していました。
お見舞いに来た兄弟の見た目はバラバラ。アンディは同じ兄弟でもみんな違うと気になりだします。
- アンディ:毛むくじゃら
- スパイク:やせっぽち
- オラフ:デブ
アンディの問いかけに、スパイクとオラフはちゃんと答えていました。
「痩せてるんじゃなく、すっきりしてる」と答えたのはスパイク。
オラフは「デブじゃない。ふっくらしてる」。オラフらしい答えですね。
アンディの意見がストレートなのは、兄弟だからなんでしょうね。
19日にチャーリー・ブラウンがお見舞いに来ても、まだ目を覚まさないスヌーピー。チャーリー・ブラウンは、兄弟たちと待合室でスヌーピーの回復を待っていました。
スヌーピーの兄弟と並んで座るチャーリー・ブラウンは、まるで親戚同士のようだよ。
スヌーピーの兄弟とチャーリー・ブラウンで、どんな話をしていたんでしょうね。
目を覚まし兄弟と食事をするスヌーピー
1994年2月22日に、やっとスヌーピーが目を覚まします。
入院から9日目でやっと目覚めたんだね。回復して良かったよ。
チャーリー・ブラウンは、電話でスヌーピーが目覚めたことを両親に報告します。お昼ご飯を兄弟と一緒に食べてることも。
ベッドに仲良く入るスヌーピーと兄弟たち。スヌーピーは、兄弟たちとお昼を分け合っていますね。
オラフは分けてもらったご飯を左手で確保しています。右手は他のご飯も狙ってるのかのようです。
アンディは、スヌーピーが目覚めて嬉しそうね。
翌日には、あっさり帰ってしまったスヌーピーの兄弟たち。回復したスヌーピーを見て安心したのでしょうね。
スヌーピーの回復は早く、目覚めてから2日後の1994年2月24日に退院していました。
犬小屋に横になるスヌーピーと犬小屋に寄り掛かるチャーリー・ブラウンは笑顔で、見てるだけで安心できますよ。
まとめ
スヌーピーが入院したエピソードをご紹介してきました。
それぞれ違った入院理由。病気やケガをしても、スヌーピーは回復して元気になっています。
ケガや病気といった万が一は、突然やってきます。異変に気づいたら、早目に病院へ連れていきたいですね。
記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。