食いしん坊のスヌーピーは、犬と思えない程いろんな物を食べています。
美味しそうに食べるスヌーピーの姿を見て、何か食べたくなった人もいるのではないでしょうか。
スヌーピーは、キャットフードを食事に出されたことがあります。
今回は、スヌーピーの食事がキャットフードだったエピソードと、犬が食べてしまっても健康に問題がないのかをご紹介していきます。
犬がキャットフードを食べ続けるリスクも紹介するので、気になる人は要チェックですよ。
ほんとに犬?キャットフードを食べるスヌーピー
キャットフードを目の前に置くと、スヌーピーは猫の鳴き声になります。
スヌーピーのご飯がキャットフードになったのは、ドッグフードが用意できなかったせいです。
キャットフードがスヌーピーのご飯になってしまった漫画です。
エサ皿を持って「悲しいお知らせ」とスヌーピーに予告するチャーリー・ブラウン。スヌーピーが身構えてるように見えますね。
チャーリー・ブラウンが「ドッグフードをきらして、キャットフードがご飯になった」とスヌーピーに伝えます。
チャーリー・ブラウンは申し訳ないと思ってるようで、エサ皿を置く時スヌーピーと目を合わせないんだよ。
大好きなドッグフードを食べられないスヌーピー。キャットフードを眺める姿は「ドッグフードに変わったらいいのに」と考えているよう。
でも、キャットフードは、いつまでたってもキャットフード。ドッグフードになりません。顔を上げたスヌーピーは、「ミャオ!」と猫の鳴き声。
食事が変わらないなら自分が猫になりきればいいと、スヌーピーは考えたようです。スヌーピーは、キャットフードよりドッグフードが好きなんですね。
スヌーピーの「ミャオ」は、猫になりきって食べようって決心した鳴き声だったのかも。
チャーリー・ブラウンが用意したキャットフード。なぜ、キャットフードを持っていたのでしょう。
スヌーピーの家に猫はいるの?
スヌーピーの住んでいるブラウン家に、猫はいません。
チャーリー・ブラウンが飼っているのはスヌーピーだけ。だから、スヌーピーを飼い犬以上に可愛がっています。
チャーリー・ブラウンの愛は、スヌーピーにあまり伝わってないんだよ。
猫を飼っているのは、スヌーピーの隣の家。猫嫌いなスヌーピーは、隣の猫によくちょっかいを出しては反撃されています。
夜遅くまで起きてた隣の猫に、星がどんな風に見えるか知らないだろうとからかうスヌーピー。犬小屋が、猫の爪で星型に切り抜かれてますね。
いつも反撃されるんだから、スヌーピーもちょっかい出さなければいいのに。
スヌーピーは、隣の家の猫と特に相性が合わないようです。
スヌーピーの嫌いなものを知りたい人は、こちら↓の記事で読めますよ。
キャットフードを貰ってきた可能性
キャットフードを代用した前後の話がなく、チャーリー・ブラウンがどうやってキャットフードを手に入れたかわかりませんでした。
そこで推測できるのは、チャーリー・ブラウンが隣の家からキャットフードを貰ってきた可能性です。
猫を飼っていないブラウン家に、キャットフードが日常的にあったとは考えにくいもの。ドッグフードがないと知った時、チャーリー・ブラウンは、隣の家に住む猫をイメージした可能性があります。
犬も猫も同じペット。「ドッグフードの代わりにキャットフードを出しても、スヌーピーは許してくれるんじゃないか」とチャーリー・ブラウンが考えてもおかしくありません。
スヌーピーに少しでも美味しい食事をしてほしいって思っていたのかも。
スヌーピーは隣の家の猫を嫌いでも、チャーリー・ブラウンと隣の家との関係は良好だったのではないでしょうか。
チャーリー・ブラウンが隣の家の人に理由を話しキャットフードを貰えば、ドッグフードの代わりに食事として出せますね。
チャーリー・ブラウンがスヌーピーにキャットフードを代用できたのは、隣の家と仲が良かったおかげかもしれませんね。
スヌーピーはクッキーやピザも食べるんだから、ペットフードにこだわらなくても良かったんじゃ。
スヌーピーの食事はバラエティ豊か
スヌーピーの好きな食べ物は多く、ドッグフード以外にもチョコチップクッキーやピザなどバラエティ豊か。
ドッグフードにいたっては、チャーリー・ブラウンにバイキング形式の食事をお願いするほど。
最初はバイキング形式の食事をダメと断っていたチャーリー・ブラウン。スヌーピーにそっぽを向かれて負けてしまいます。
優柔不断が嫌って言ってるけど、チャーリー・ブラウンは優しいから願いを叶えてしまうんでしょうね。
食事と呼ばれ、会場に出向くスヌーピー。たくさん並べられたドッグフードを、楽しそうに選んでします。願いが叶って良かったですね。
スヌーピーは食いしん坊だから、結局全部食べちゃいそう。
スヌーピーの好きな食べ物を詳しく知りたい人は、こちら↓の記事がおすすめです。
スヌーピーが好きなチョコチップクッキーの記事は、こちらから↓。
犬がキャットフードを食べちゃった!健康問題は?
犬がキャットフードを食べてしまっても、すぐ健康に問題はないので慌てないでください。
犬と猫を一緒に飼っている場合など、犬がキャットフードを食べることがあります。
でも、日常的に犬がキャットフードを食べ続けると注意が必要です。
ここでは、キャットフードとドッグフードの違いと、なぜ犬にキャットフードを日常的に食べさせてはいけないかをご紹介していきます。
- 見た目は同じでも味の濃さが違う
- 犬と猫の必要な栄養素が違う
- 犬がキャットフードを食べ続けるとどうなる?
スヌーピーと同じ状況でキャットフードを使ったことのある人もいるかも。
見た目は同じでも味の濃さが違う
ドッグフードとキャットフードは、味付けや含まれる栄養素に違いがあります。
猫のごはんは、犬のごはんより味が濃く作られます。偏食が多いと言われる猫のため、表面にうま味成分をコーティングしたものも。
犬がキャットフードを食べると、味の濃さやうま味成分を「おいしい」と感じてしまうようです。
うまみ成分がコーティングされてたら味がすぐわかって、犬にはたまらない食べ物かも。
人間用の食べ物も、犬には濃い味付けって言われてるよ。
犬と猫の必要な栄養素が違う
犬のごはんより動物性たんぱく質が多く、栄養価も高いキャットフード。犬と猫の必要な栄養素も違います。
環境省が2018年に発行したパンフレット「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」によると、犬と猫は人より多くのたんぱく質が必要とされています。
犬と猫が食事で平均的に必要なたんぱく質と脂質の割合をまとめました。
| 犬 | 猫 | |
|---|---|---|
| たんぱく質 | 18% | 26% |
| 脂質 | 5.5% | 9.0% |
犬に必要なたんぱく質は、猫より少ないですね。
たんぱく質のアミノ酸には、甘さを感じるものがあります。甘いアミノ酸は、キャットフードの原材料の牛や豚、マグロやカツオなどに多く含まれています。
犬は、一般的に甘さを感じやすいと言われています。キャットフードを食べた犬は、甘いアミノ酸をおいしいと感じるようです。
犬がキャットフードを食べると、必要以上にたんぱく質と脂質を摂取してしまいます。
猫は、たんぱく質を効率的にエネルギーに変えられるんだって。
また、体重5kgの避妊、去勢済みの犬と猫が、1日に摂取する塩分目安量もまとめました。
- 犬：0.18g
- 猫：0.33g
犬の塩分摂取量は猫より少ないですね。キャットフードはドッグフードより塩分量が多く、犬が食べると塩分をとりすぎてしまいます。
人の食べ物は猫より塩分が多いよ。スヌーピーは特別だけど、犬が人の食べ物を食べるのも健康に良くないんだね。
犬がキャットフードを食べ続けるとどうなる?
犬が日常的にキャットフードを食べ続けると、栄養素の違いから病気になる可能性があります。
まず、犬がドッグフードを食べなくなってしまう可能性があります。
美味しい食べ物と普通の食べ物があったら、美味しいものを食べたいですよね。犬も、おいしいキャットフードを食べたいと思ってしまいます。
つい甘いものを食べちゃうから、共感できるわ。
犬がキャットフードを食べると、肥満になる可能性があります。
キャットフードに含まれるたんぱく質と脂質はドッグフードより多いため、犬が日常的に食べると摂取過剰に。
人間も食べ過ぎると太ってしまいますよね。犬も栄養を取り過ぎて肥満になってしまいます。
お正月に食べすぎると太っちゃうのよね。
また、キャットフードには塩分も多いので、高血圧や腎臓病のリスクも高くなります。
人間と同じ病気になるリスクが高くなるなんて。人間もペットも健康に気をつけないといけないな。
まとめ
スヌーピーの食事がキャットフードだったエピソードと、犬がキャットフードを食べても問題ないのかについてご紹介してきました。
スヌーピーは、猫になりきらないとキャットフードを食べないことがわかりました。
また、犬がキャットフードを食べ続けると、健康に注意しないといけないこともわかりました。
ペットには健康でいてもらいたいもの。犬に合わせたドッグフードを食べてもらうのが安心できますね。
記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
