『ピーナッツ』では、スヌーピーの食べる姿が度々描かれています。何でも食べるイメージのスヌーピーですが、調べてみると嫌いなものがありました。
今回は、スヌーピーの嫌いなものを5つご紹介していきます。
意外な食べ物や、食べ物以外もご紹介するので、スヌーピー好きは必見です。
スヌーピーの嫌いな食べ物
まずは、スヌーピーの嫌いな食べ物を3つご紹介していきます。
「食べ物に食べ物が入ってるもの」ってよくわからないですよね。でも意外な食べ物もふくまれるので驚きますよ。
スヌーピーの嫌いなもの1:ココナッツ
スヌーピーはココナッツが嫌いです。間違えてココナッツを食べてしまった漫画です。
OMG same! Probably the only thing in the ‘sweet’ category I absolutely can’t stand. Well that and tapioca.
— Dr Seán Ketchem (@cskwriter) March 5, 2021
FWIW Snoopy didn’t like shredded coconut either. pic.twitter.com/XIIWxb9M6p
チャーリー・ブラウンとスヌーピーで、仲良くチョコレートクリームを食べ始めます。楽しく味わっていたはずなのに、突然吐き出してしまいます。
理由はチョコレートクリームにココナッツのかけらがついてたから。スヌーピーだけでなく、チャーリー・ブラウンもココナッツが嫌いだったんですね。
吐き出すチャーリー・ブラウンとスヌーピーの表情が、嫌いって訴えてる。嫌いなものって少し入ってただけでもわかるんだよ。
スヌーピーのココナッツ嫌いを知るチャーリー・ブラウンは、キャンディを独り占めするためココナッツキャンディを買ったことがあります。
自分も嫌いなココナッツのキャンディを買ってまで。チャーリー・ブラウンは、よっぽどキャンディを取られたくなかったのね。
スヌーピーは、ルーシーの投げたキャンディを食べる寸前に匂いでココナッツとわかり、食べなかったことも。食いしん坊でも、スヌーピーは嫌いなものは食べないんだよ。
スヌーピーの嫌いなもの2:食べ物に食べ物が入ってるもの
次にご紹介するスヌーピーの嫌いな食べ物は、食べ物に食べ物が入っているものです。
言葉では難しいので、1989年7月17日の漫画で確認してみましょう。
ナッツ入りクッキーとレーズン入りクッキーのどちらを食べるか質問するチャーリー・ブラウン。スヌーピーは「どっちもほしくない」「食べ物に食べ物が入ってるのが嫌い」と答えています。
あれ?チョコチップクッキーってスヌーピーが好きな食べ物のはず。
スヌーピーの好きな食べ物のチョコチップクッキーは、チョコ入りクッキー。スヌーピーの嫌いな「食べ物の中に食べ物の入ってもの」となり、大好きなはずのチョコチップクッキーが嫌いな食べ物になってしまいます。
確かにスヌーピーが初めてクッキーを食べたのは、チョコチップクッキーより前。でも、「食べ物に食べ物が入ってるのが嫌い」と言うのは、チョコチップクッキーを食べた後の話なんです。
ここからは推測ですが、チャーリー・ブラウンの持ってきたクッキーが、スヌーピーの好みに合わなかったのかもしれません。食いしん坊のスヌーピーでも、味の好みはあるはず。チャーリー・ブラウンに、察してほしくて「食べ物に食べ物が入ってるのは嫌い」と伝えた可能性があります。
スヌーピーは、「嫌い」と伝えれば、優しいチャーリー・ブラウンが次から持ってこないとわかっています。多少の矛盾はあっても、チョコチップクッキーは持ってきてくれるという自信があるのでしょうね。
何だかんだで、スヌーピーはチャーリー・ブラウンを信頼してるんだなぁ。
スヌーピーの嫌いなもの3:ビーツ
ビーツは、スヌーピーの嫌いな食べ物です。
赤が特徴のビーツは、かぶと大根に似た食べ物です。
スヌーピーの食事にビーツが入ってる漫画がありました。
運ばれてきた食事にビーツがあることで残念そうなスヌーピー。犬小屋から見たスヌーピーには、1番上にのっているビーツしか見えないので驚いたかもしれませんね。
犬だから匂いでビーツの下にドッグフードがあるってわかったかも。
スヌーピーは、嫌いなビーツを隣に住む嫌いな猫に投げつけます。倍以上の速さで猫に投げ返され、ひっくり返るスヌーピー。嫌いな食べ物を、嫌いな猫へ嫌がらせする作戦は失敗したようです。
にこやかな顔で挑発なんてしなくてよかったのに。
次はスヌーピーが嫌いなビーツについて、簡単にご紹介します。
スーパーフードとして人気のビーツ
日本で見かけることが少ないビーツ。実は栄養豊富な食べ物なんです。
ビーツには、女性に必要とされる鉄分やビタミン、食物繊維などが多く含まれています。
- 鉄分
- カルシウム
- 食物繊維
- ビタミンA
- ビタミンC
- ポリフェノール
ビーツは栄養価が高く、「食べる輸血」や「奇跡の野菜」と呼ばれることもある野菜。貧血予防や便秘解消、免疫力の向上や老化防止に役立つ食べ物として日本でも注目されています。
特徴の赤い色は、抗酸化作用の高いとされるポリフェノールが含まれてるんだって。
真っ赤な色から、日本の呼び名は「火焔菜(カエンサイ)」。技の名前みたいですよね。
ビーツは、かぶや大根より硬いので火を通すことの多い食べ物。薄くスライスすれば、生で食べることもできますよ。
ビーツの葉っぱにも鉄分が多く含まれてるから、肉や魚と合わせて食べるのもおすすめです。
スヌーピーの嫌いなもの
次は、食べ物以外でスヌーピーの嫌いなものを2つご紹介していきます。
犬のスーパースターであるスヌーピーにも、苦手なものがあるんだよ。
スヌーピーの嫌いなもの4:隣の家の猫(WW2)
嫌いな食べ物ビーツでも登場した隣の家に住む猫は、スヌーピーの嫌いなもの。名前はWW2(世界第二次大戦)です。
初めて隣の猫について話す漫画です。
スヌーピーの晩ご飯を持ってくるチャーリー・ブラウン。匂いでご飯を気に入らないと感じたスヌーピーは、食べることなく去っていきます。
ご飯食べてもらえず「主婦のよう」と嘆くチャーリー・ブラウン。チャーリー・ブラウンは、「食べないなら隣の猫にあげちゃうよ」と言って持ち帰ろうとします。
せっかく持ってきたご飯なのに、食べてもらえないなんて辛すぎますよね。
「嫌いな隣の猫にあげる位なら、自分が食べる」とやってくるスヌーピー。勢いあまってチャーリー・ブラウンの頭に乗っちゃってます。
気に入らないご飯でも、嫌いな猫にはあげたくないんだね。
隣に住むWW2は、姿を見せない猫。スヌーピーが挑発したりして、ひっかく音や投げつけるといった行動だけの登場となっています。
吹き出し:スヌーピーの好きな食べ物、ドッグフードの缶をひっかいて開けることもできちゃう猫なんですよ。
スヌーピーの好きな食べ物、ドッグフードの缶をひっかいて開けちゃう猫なんですよ。
スヌーピーのご飯がキャットフードになってしまったエピソードは、こちら↓から読めますよ。
スヌーピーの嫌いなもの5:狭いところ
スヌーピーは、閉所恐怖症のため狭いところが嫌いです。
犬小屋の中に入れないスヌーピーの漫画です。
学校に来ているチャーリー・ブラウンは、雨でスヌーピーが濡れると先生に伝えます。理由を聞かれ、スヌーピーが閉所恐怖症と答えます。
チャーリー・ブラウンは、学校でもスヌーピーの心配をしてるんだね。優しいなぁ。
ちょうどその頃、スヌーピーは犬小屋に入れば濡れないと考えていました。犬小屋の中は狭いので、雨に濡れたくないけど、怖い思いもしたくないと悩んでいたのでしょうね。結局濡れることを選んだスヌーピー。よっぽど狭い所が嫌いなんですね。
スヌーピーが犬小屋の上にいる理由が閉所恐怖症だったなんてビックリ。
連載当初は犬小屋の中に入ることもあったんだけど、無理してたのかも。
まとめ
スヌーピーが嫌いなものを5つご紹介してきました。
何でもできるスヌーピーにも、思わぬ弱点があることがわかりました。
でも、弱点があることもスヌーピーの魅力なのかもしれませんね。
記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。